光を使うのが撮影のコツ
フリマアプリに商品を出品する際、重要となってくる要素が商品の写真です。
普段からSNSを頻繁に利用している人は、多くの人に高評価をもらうために背景や明るさ、加工による色合いなどとても力を入れて画像作りにこだわっているでしょう。
フリマアプリの商品もそれと同じで、撮影のコツを掴んで魅力的な商品に見せられれば見せられるほど、購入率も大きく変わります。
フリマアプリに載せるのは商品の写真であるため、いわゆる「物撮り」のコツを掴めば多くの人が興味を示す写真が出来上がります。
たとえば、物撮りで重要となるのが光です。
光の当て方ひとつで、その商品の見やすさも大きく変わります。
自然光を使って撮影する場合は、光がよく差し込む窓際がベストですが、この時の光の向きでも被写体にさまざまな効果を与えます。
逆光は被写体のシルエットが際立って、商品をより幻想的に見せることができます。
そして順光では被写体がくっきりと映るため、その詳細までが鮮明に分かります。
商品の性質やアピールポイントによって、光の位置を調節してみるとよいでしょう。
自然光を使わずに照明で撮影する場合は、強い光を当てると被写体に強く影ができるため、影の濃さ調整しつつ被写体とのバランスを保つことが大切です。
撮影に役立つアイテム
出品商品を撮影する場合は、自宅で撮影するケースが多いでしょう。
そんな時は自宅でもよい写真が撮れるアイテムを活用しましょう。
たとえば、撮影場所に明かりを灯すためのLED照明などは、手軽なものであれば100円ショップでも現在は手に入ります。
また、被写体をより際立たせるため背景を白くしたり柄を付けたりできる背景紙、カメラやスマートフォンに角度をつける撮影台や三脚なども安価で揃えられるため、購入率を上げるための撮影を志す人はこれらの道具を一式用意することをおすすめします。
余裕があれば、光を柔らかくするディフューザーや、光の明暗を調整できるレフ板も用意してみましょう。
物撮りにはカメラもおすすめ
画質にもこだわりたい人は、スマートフォンではなくカメラで撮影することをおすすめします。
一眼や一眼レフなどカメラの種類にもさまざまありますが、いずれのカメラもピント合わせやシャッタースピードなど、被写体を魅力的に撮影できるだけの機能は備わっています。
これらを使いこなせば、より購入率の高い写真の撮影ができるでしょう。
メーカー別でたくさんのカメラが出ているため悩む人もいるでしょうが、物撮りに使うのであれば安くなっている型落ちモデルでも十分な性能を発揮できます。
発売されて数年が経過しているカメラでも、その性能を撮り方のコツを掴んでフルに発揮してあげれば、魅力的な写真が撮影できるのです。