大掃除と片付けでフリマスペースを作ろう

thumbnail

年末年始の大掃除でフリマスペースを作る

年末年始は出品数も増える時期ではありますが、家で不要になったアイテムを一層するいい機会です。
不要なアイテムのために家賃を払っていることを考えるともったいないですよね。
使っていないものはフリマアプリで販売してお小遣いに、使用していたスペースが空いて気持ちいい空間もゲットできます。
ミニマリストの考え方やこんまりメソッドを使った片付け方、空いたスペースをフリマ専用スペースに活用する方法をご紹介します。

ミニマリストの考え方

ミニマリストは、必要最低限の物だけを持つほうが生活を豊かにできるという考え方です。少なくても十分楽しめたり、それを幸せだと思えたりする方はミニマリストを目指してみてください。
とはいえ、持っていたほうが便利なものはたくさんあります。フリマアプリでは安価で便利なものが簡単に手に入るため、気がついたら収納がパンパンということも多いでしょう。たくさんの物を持つことは悪いことではまったくありません。

物に溢れた中で成果を出した偉人もたくさんいることはご存知でしょうか?
相対性理論をみつけたアインシュタインや、芸術家で有名なピカソ、アップルの創業者のスティーブジョブズなどは片付いていない部屋で過ごしていたそうです。
偉人の真似をしてみるのもいいですが、ミニマリストの考え方を知ることで、気づかなかった快適な生活を手に入れることができるかもしれません。

物が少ないことのメリット

物が多いと注意が散漫になり、何がしたくて何をしようとしていたか忘れてしまいがちです。
祖父母の家に行くと老化の認知機能も関係しますが、なにかと「あら、何をしようとしていたかしら」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。よくよく部屋を見渡すと片付いているようでもので溢れかえっていませんか?物の影響で、年齢関係なく自分の意志を忘れてしまうことが増えるため、無駄に視野に入ってくるものを減らすという方法が自分の考えを取り戻してくれます。

また、無駄が省けることで家事や経済的負担を軽減できます。
キッチンでは使っていない食器や器具でも、お客様が来たら使うかも、もしかしたら使うかもと残していませんか?1年間使っていなかったらこの先も使わない可能性のほうが高いでしょう。物が減ることで、掃除の手間も省けますし、使う食器のルーティンができると考える時間も減ります。こういった満足感を得られれば、不要に購入することは減って、経済的にも負担を軽減できるのです。ないと不安という感情が減っていけば、特売で消費できない量を購入してしまうこともなくなりますし、実際になければないなりの対応ができるようになってきます。

必要最低限の度合いは人それぞれですが、自分に合わせた量を見つけられれば、たくさんの物の中から探す手間を減らせるというメリットも。
人間は1日の間に最大35,000回なにかの決断をしているのだそうです。夜には頭が疲れている人は選択をする回数が多いのかもしれません。物が減ることで選択する回数も減り、考える労力も減らせます。この疲労を抑えられれば、もっとポジティブなことに時間を使えるようになるでしょう。家族との時間を作れたり、旅行の計画を立てたり、ワクワクすることに時間を使える好循環ができていきます。

主婦として一番嬉しいメリットは、子供がお片付けを自分からできるようになることではないでしょうか。
毎日片付けなさいと何度も言わなくても、子供が勝手にお片付けをしたり、宿題をはじめたりしていたら、感激してしまうでしょう。
キレイに片付いた状態や、片付ける場所が決まっている空間では、子供でも無意識に片付けできたり、他ごとに気を取られずに宿題にも取り組めたりします。また、物が少ないと、物を大事に扱うようになれます。物があふれていると、なくしても気づかなかったり、また買ってもらえばいいやという思考になってしまったりすることも。ミニマルな環境は行動さえも変えてくれる可能性を持っています。

残すものの見極め方

現状でも限られたものにしていると思っている方は再確認してみましょう。
一年以上使っていない物は処分の対象です。
食器や家電、衣服などはもちろん精査する必要がありますが、置きっぱなしになっているCDや書籍なども一度見返してみてください。
お気に入りのコレクションは使っていなくても残しておいたほうがいいですが、そうではないものも混ざっている可能性があります。データとして残しておけるものであれば、フリマアプリで販売していきましょう。
また、常に使うわけではないアイテムでも、使いたくておいているという物は二軍の場所に移動させてみてください。
例えば、ミキサーはお菓子作りをしたいと思っておいていたが使えていないという場合は、キッチンから外して押入れなどの二軍とわかるボックスへ移動します。
一年間ここから出ることがなければ、もう使わないでしょう。もしかしたらかき混ぜ器など他で代用できるものを使用しているのかもしれません。取りに行ってまで使わないというものは、なければ代用ができる物があるため、気づいていなかった不要なものをみつけるきっかけになります。こういった、ダブりアイテムを減らしていくことで残すものを選別していけるでしょう。

こんまりメソッドを活用してみる

こんまりさんは片付けコンサルトとして書籍を出版したところ海外でも大人気になった女性です。書籍で紹介されているのがこんまりメソッド。
こんまりメソッドでは片付けをする際に「ときめくものを残す」という意識をするが大事だと、こんまりさんは伝えています。片付けをするときに、しまう場所を先に考えてしまうと不要なものまで残してしまいますが、手に取ったときにときめきを感じられれば残す、ときめかないものは残さないという意識で進めるとうまくいくそうです。

また、ミニマリストとはことなり、どんなものに囲まれて生きていたいのかを重要視することが大切としています。推しキャラに囲まれていたいとか、見せる収納としてキッチンをカフェみたいにしたいとか、好きな絵画を飾りたいとか、好きなものがあっていいと言う考え方。減らすだけでなく、自分独自の幸せ空間を作ることを大切にして片付けをしていくことが大事です。

こんまりさんも、物の量についてミニマリストと同じように代替品があれば減らすことを勧めています。片付けるときは場所別ではなく、アイテムごとに片付けることがポイントです。たとえば、デスク周りを片付けるときは幅広くなりすぎてしまうので、文房具だけに絞って片付けます。文房具はデスク以外に、キッチンや玄関にもありませんか?一つにまとめてから片付けを始めることで、探し回る手間もなくなりますし、多すぎたことにも気づけるでしょう。

最後にこんまりさんは「片付けが失敗しても家は爆発しません」とおっしゃっています。たしかにと唸る人も多いのではないでしょうか。
片付けができないことにイライラしたり、また繰り返してしまったとネガティブになってしまったりする必要はないということです。片付けでこまったことがある方はぜひ書籍を読んでみてください。

空いたスペースをフリマ専用スペースへ

部屋が片付けたらスペースが空いたという方は、フリマ販売専用のスペースにしましょう。
売りたいものができてからフリマアプリに登録するという人でも、専用スペースができれば本腰で取り組んでいけます。稼ぎたいと思っているひとは是非試してみてください。
おすすめは押し入れの一角をフリマ専用にすることです。今回は押入れが空いたときに活用しやすいレイアウトを紹介します。

梱包スペースにする

普段ダイニングテーブルで梱包しているときに来客や子供の帰宅で慌てて片付けるというタイミングにあった人は少なくないでしょう。
また、梱包用のクッション材や袋、ダンボールなどはかさばってしまって収納に困りますよね。収納棚や組み合わせ引き出しなどに収納しておくだけでとても梱包が楽になります。使用するフルセットをここに集約しておくことで、普段の家事の邪魔にもならず、中断してもそのままの状態から作業再開できるのでとても便利です。

ほかにも、出品して取引成立するまでのあいだ置いておけるスペースとしても活用できます。シルバーラックで管理しておけば、出品してから時間が経っても、どこへ置いたか探すという手間が省けるでしょう。専用スペースでは時間があるときに出品アイテムを梱包して送るだけの状態に準備しておけるので、効率よくフリマアプリを利用できるようになります。
ハンドメイド商品を出品している方は、商品の制作スペースにもできるので、集中して作業ができるようになれば、取引数も増えて稼ぎがグンと変わるかもしれません。

撮影用スポットにする

押し入れの中は暗いから不向きだと思うかもしれませんが、ジオラマ撮影などではよく押入れを撮影ブースとして活用されています。
ベストなポジションを見つけられたら、次も同じように撮影したくてもうまく行かないこともありますよね。それは、自然光を利用しているため、天候や日の傾きに左右されてしまい、タイミングを外すとうまく撮れないという状態になっている可能性も。
最近では100均で撮影用ライトやLED照明器具が売っています。近くにコンセントがあればすぐにベストな撮影スポットを作れるでしょう。商品撮影で背景や光の当て方に毎度苦労している方は試してみてください。
また、商品によって背景用のクロスや反射板、光の量を変えてみると、お客さんの心を鷲掴みにできるかもしれません。
フリマで稼ぐためには写真がとても重要なのはご存知だと思いますので、売れる撮影スポットにしていきましょう。

大掃除で出てきた使用しないアイテムと、そのアイテムが占めていたスペースを活用することでお小遣い稼ぎが楽しくできそうですね。

Back To Top
Copyright 2019 - 2024 30代専業主婦がフリマアプリでバリバリ稼げるようになったワケ All Rights Reserved.