メルカリなどのフリマアプリで値引き交渉をするのは勇気がいります。しかし、購入者側はできるだけ安く買いたいものです。そこで、最初提示している額より安くできないか購入者に思い切って質問してみましょう。
値引き交渉する前に知っておきたいマナー
まず値引き交渉をする上で出品者に不快な思いをさせないようにしましょう。出品者はその商品を購入した時の価格、現在の商品状態を考慮して出品しています。いきなり
「ニコニコ現金払いで値引き交渉させてください!」
と言うと出品者から不愉快に思われるだけです。値下げ交渉に慣れている出品者は少なくありませんが、礼節を欠く態度をとると、最悪出品者はブラックリストに登録し、2度と取引しないでしょう。値引き交渉をする際は、失礼の無いコメントをするのが礼儀です。
値引き金額の提示方法とマナー
値引き交渉をするコメントで多いのは、「どの程度まで安くできるの?」「値引きできるの?」などのコメントです。このようなコメントは、出品者から見ると非常に迷惑です。出品者は現在販売している価格を希望しています。「どの程度」や「値引きできるの?」など価格があいまいなコメントは購入者側がどれくらいの値引きを希望しているのか出品者に伝わりません。そのため、ほとんど交渉が成立しないのです。
中には「〇〇円でいかがでしょうか?」と値引きできる範囲の金額を提示しても「諦める」や「検討します」と言われるケースが少なくありません。
値引きをお願いした場合、自分が提示した価格に出品者が同意してくれたらちゃんと購入しましょう。
値引き価格の限度はどれくらい?
金額をちゃんと提示したからと言って出品者が必ず値引きをするわけではありません。
フリマでの手数料などを考えたら値引きをお願いする価格は、出品価格の10%から15%におさえましょう。たまに20000円で出品している商品に対し「半額の10000円で即決します!」と価格破壊を押し付けてくるユーザーがいます。少しでも安く購入したい気持ちはだれにでもあります。しかし、値引きにも限度があるのです。出品者はいろいろ考慮してその価格に設定しています。いきなり「半額」と言われたら返事は2度と帰ってこないでしょう。値引きは最大でも商品に対して10%から15%が妥当です。
端数を値引きしてもらう
高価な商品の場合、端数を値引きの交渉価格にすると良いでしょう。ただし出品者に事前に端数の値引きが可能か質問をしておきます。高額商品の端数程度なら「値引きしてもいいだろう」と思う出品者も少なくありません。常識ある範囲で値引き金額を提示するよう心がけましょう。