オンラインショップやオークションサイトを利用して生活に必要な商品を安く購入できますが、転売目的で利用するときにも重宝されます。
なにもECサイトに限ったことではありませんが、どのような商品が高く売れているのか、ニーズがあるのかを知っておくと、出品するときに役立ちます。
サイトによって商品の値段が変わります
個人間で商品を売買できるサイトはたくさんあるものの、利用するユーザーは年齢や性別に違いがあります。ユーザーの特徴は転売するときにとても重要な要素で、売れる商品であっても利用するサイトによっては価格を安く設定しないと売れる可能性も低くなります。
逆に、サイトごとに利用するユーザーの特徴を押さえておけば、一見買い手が見つかりにくいと思える商品でもユーザーはみてくれるものです。
転売を考えている人からすると、1円でも高く売りたいですよね。一度に複数の市場を知ることは大変ですが、知っていて損はありません。
メルカリ
2013年にリリースされ、幅広い世代から支持を集めているメルカリ。ほかのECサイトと比較すると新しいサービスです。利用しているユーザー層が広いので、参加ユーザーが多いのが特徴です。とりわけ、10代から30代の女性層のシェア率が多くを占めています。
そのため、ファッションものや子育て用品、美容系グッズが多く扱われています。月額利用料も無料なので、これからますますユーザーが増えていくと予想できます。
ラクマ(旧フリマ)
ラクマは、メルカリと同じと思う人もいるかもしれませんが、ユーザーの年齢や仕組みに少し差があります。
メルカリが、若い女性層から支持を集めているのに対して、ラクマは20代から40代を中心に利用されています。また、販売手数料は3.5%です。メルカリでは10%かかるので割安で販売できます。(2019年度時点)
Yahoo!オークション(ヤフオク)
1998年にアメリカではじまったサービスが翌年、日本向けのサービス「Yahoo!オークション」として輸入されました。
サービス開始から結構時間が経っていますので、そのぶん利用ユーザーも増えています。若い世代より30代から40代の中高年によく利用されていて、女性よりも男性ユーザー数が多いようです。
アマゾン
男性・女性問わず、幅広い世代からも利用されるアマゾン(Amazon)は、サポートが充実しています。
家電製品や車やバイクといったジャンルなどが人気です。また、季節によって販売される商品に違いがあります。まとめると、
- 春:家庭で使える工具やパソコンなど新生活に向けた商品
- 夏:バイク、スポーツなどのアウトドア商品
- 秋・冬:ファッション系・ホビーグッズ
のようなグッズです。気温が高い時期は、外出する際の商品が売れやすくなり、気温が低くなるにつれて衣替えと同時に、家で暖まる人も多くなるので、家庭で遊べる商品が売れやすくなります。
今後の市場を把握するべし!
今後の市場価格や利用ユーザー層は変わるかもしれませんので、常に誰がどの商品を購入しているかをチェックしましょう。
私も、複数の市場を知るまでに時間はかかりましたが、何度も調べるうちに市場の流れが分かるようになりましたよ。