出品時に書かない方がよいこと1・思い出
「この服は初デートに着て行って、その彼は今の夫です」「このベビー服は出産祝いに親友がプレゼントしてくれました」など、出品する人にとっては大切な思い出ですが、このような記載は購入者からすると必要のない情報です。
大切に使ってほしいという気持ちは分かるけれど、その商品に対する思い入れや思い出は書かない方が無難です。
知らない人の思い出がつまった商品は、少し重たく感じます。
以前、メルカリで欲しいアクセサリーを見つけたけど「別れた彼がプレゼントしてくれました」と書いてあったので、なんとなく縁起が悪い感じがして購入をやめた経験があります。
記載するのは、商品に関する客観的な事実だけにしましょう。
大切に使うかどうかは購入者が決めることですから、購入者に関係のない情報は控えるべきです。
あなたの思い出は、心の中にしまっておきましょう。
出品時に書かない方がよいこと2・「○○しないで」という要求
「コメントなしの即購入は禁止」「神経質な人は購入しないでください」など、要求が多い人から購入するのは面倒という人が多いようです。
特にメルカリには、即購入禁止という謎のマイルールが存在します。
これは、事前に交渉しない人には売らないというルールです。
売る相手を選びたいという気持ちからできたルールですが、メルカリは即購入禁止のようなマイルールは禁止しています。
そのため「即購入禁止」と書いてある商品は、絶対に購入しないと決めている人もいるくらいです。
意味は同じことでも、言い方を変えるだけで柔らかい印象にすることができます。
たとえば「神経質な方は購入しないでください」と書くと拒絶のようになりますが、「中古品ということをご理解のうえでご検討ください」などと言い換えれば、柔らかい印象になり相手が不快に感じません。
値下げしたくない場合も、「値下げ交渉お断り」ではなく、「手数料・送料を引くとギリギリなので、販売価格での購入をお願いします」のように言いかえることができるでしょう。
顔の見えないネット上での販売は、相手をできるだけ不快にさせないことが大切です。
出品時に書かない方がよいこと3・主観的すぎる意見
「サイズはMですが私には少しきついです」「暖かいコートです」「3回使っただけなので、それほど汚れていません」など、よく見かけるコメントかもしれませんが、これらの表現はあくまでも主観です。
サイズや素材などは、そのまま商品情報を箇条書きにするのがベストです。
暖かい、涼しいなどは個人の感じ方なので避ける方がいいでしょう。
汚れや傷については、どれくらいの程度を汚れと感じるか、それぞれ感じ方は違います。
「ちょっとしたすり傷なので問題ない」と自分では思っても、相手もあなたと同じように感じるか分かりません。
汚れや傷があるものは、詳細に記載して画像でも分かるようにするとトラブルが防げます。